芸術・文学・文化といったものがなければ・・

チェコの哲学者 ヤン・パトチカ「憲章七七から何が期待できるか」1977年から

・・・・芸術・文学・文化といったものがなければ、事務所から経理へ、経理から事務所へと向かう以外にはどこへも行くことのない、単なる手工業的な作業に過ぎない

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あんちょこ・100分で名著『ヴァーツラフ・ハヴェル「力なき者たちの力」』を読んでいて、出てきた言葉。

確かに、成熟していない政治には芸術・文学・文化というものが入り込んでいない、というか政治家たちがそれを必要だとは思っていない。
だから、国民から吸い上げた税金を、国民の生というものには関係なく、外側で、ぐるぐる回している。事務所から経理へ、経理から事務所へ。国民は一向に幸せにはならないわけだ。
あーあ。
せめて、搾取だけされている国民は、幸せになるために芸術・文学・文化と関わって心豊かに暮らし、選挙にその心の豊かさを向けようよ。
誰を選ぶべきか、きっとわかる。

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